机を挟んで1対1のユーザーインタビューを行い、聞き手がノートを取るイラスト。実際の会議室写真ではありません。
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新大阪でユーザーインタビューを行うには|1対1で話を聞く60分の進行シート

商品やサービスについて、利用者がどこで迷い、どう工夫しているのかを直接聞きたい。そんなときは、説明資料を作り込む前に「最近あった出来事」を聞く時間を設けてみましょう。この記事では、新大阪の会議室で少人数のユーザーインタビューを行う担当者に向けて、1対1の対話を中心にした60分の進行例を紹介します。

最初に決めたいのは、聞くテーマを一つに絞ること、参加者が話しやすい席を用意すること、記録の扱いを事前に伝えることです。採用の合否を決める面接や、購入を勧める商品デモとは目的が異なります。よい評価をもらうより、実際に起きたことを理解する時間として設計します。

1.「今回知りたいこと」を一文にする

例えば「初めて予約する人が、申し込み前に何を確かめているか」のように、場面と知りたいことを一文にします。「サービス全体の感想」だけでは話題が広がり、次に何を調べるかが曖昧になりがちです。

  • 対象:その場面を最近経験した人
  • 中心テーマ:そのときの行動と判断材料
  • 持ち帰るもの:分かったこと、まだ分からないこと、次に確かめること

質問案は同僚に一度読んでもらい、一つの質問で二つのことを尋ねていないか、答えを決めつけていないかを確認します。参加者に自社サービスの利用歴がない場合は、使った経験がある前提で質問しないようにします。

2.会場は「聞き取りやすさ」と「落ち着き」で確認する

新大阪で遠方からの参加者を迎えるなら、駅名だけでなく、建物名・部屋番号・当日の連絡方法まで案内します。到着時刻とインタビュー開始時刻も分けて伝え、予約時間より前に入室できるとは案内しないでください。

部屋を選ぶ際は、参加者だけでなく聞き手・記録担当を含めた人数、机を挟んだ会話のしやすさ、周囲の音、出入口から席までの移動を確認します。個室というだけで防音や会話の秘密が保証されるわけではありません。扱う内容に合った環境か、不明点は予約前に確認しましょう。

記録担当が同席するときは、人数と役割をあらかじめ知らせます。椅子を正面に並べて囲むような配置を避け、参加者が話す相手を見やすい席にします。室温や休憩の希望も、答えやすい言葉で尋ねてください。

部屋の条件は新大阪の会議室一覧から各詳細ページをご確認ください。人数と用途の整理には、予約前に確認したい5つのことも使えます。

3.1対1で話を聞く60分の進行例

次の表はインタビュー本体の一例です。60分の予約で準備から退室まで済む、という意味ではありません。設営・接続確認・片付け・原状回復に必要な時間も含めて予約し、連続開催では参加者の入れ替えと記録整理の時間を確保します。

経過時間 行うこと 聞き手の確認点
0〜5分 目的・進め方・記録方法を説明 答えにくい質問は飛ばせると伝える
5〜15分 普段の状況を聞く 対象の行動が起きる場面をつかむ
15〜40分 最近の一件を順にたどる きっかけ、選択肢、迷い、結果を聞く
40〜50分 気になった点を掘り下げる 曖昧な言葉を具体例で確認する
50〜60分 理解の確認と終了案内 言い残したことを聞き、時間内に終える

話が大切な場面に進んでいるときは、質問を全部読み切ることを優先しません。残り時間を伝え、今回の目的に関わる話を中心に聞きます。

4.感想より先に、実際の出来事を聞く

英国政府のユーザーリサーチ手引きでも、具体的な話や実例に焦点を当て、開かれた中立的な質問をする方法が示されています。参考:GOV.UK「Using in-depth interviews」

  • 「便利でしたよね?」ではなく「そのとき、どのように進めましたか?」
  • 「今後使いますか?」だけで終わらず「最近、同じことをしたのはいつですか?」
  • 「分かりにくかったですか?」ではなく「最初に何を見ましたか。その次はどうしましたか?」

「面倒だった」と聞いたら、すぐに解決策を説明せず、「どの作業のことですか」「そのあと、どうしましたか」と確かめます。商品の紹介や改善案の説明は聞き取りと区切り、相手が説明に合わせて答えなくてよい進行にします。

5.記録は必要な範囲に絞り、終了後に整理する

録音・録画をする場合は、目的、閲覧する人、保存期間、外部への共有予定などを事前に説明し、同意を確認してから始めます。撮影しない場合も、メモを何に使うかを伝えます。参加者の端末や資料を見せてもらう際は、他人の連絡先や機密情報が映らないよう配慮してください。

共有用メモは氏名ではなく参加者番号などで整理し、個人を特定しやすい情報を必要以上に残さないようにします。「本人が話したこと」「聞き手の解釈」「次に確かめること」を分けると、推測を発言と混同しにくくなります。一人の意見だけで、利用者全体の傾向と決めつけないことも大切です。

終了後は資料・録音機器・ホワイトボードの書き残しを確認して退室します。予約担当と当日の担当が違う場合は、当日担当者への引き継ぎシートで、利用時間と退出までの役割を共有しておきましょう。

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